マナカーブについて
今回はマナカーブについて書いていこうと思います。
普段からTCGをやらないと聞かない言葉で文字だけだとイメージしづらいと思います
- マナカーブ(Mana Curve)とは?
---引用MTGwiki
MTGで言う呪文とはハースストーンにおいて全てのカードを指します
図にして表すとこんな感じ (" l "が1枚に相当)
例)
1マナ 3枚 lll
2マナ 9枚 lllllllll
3マナ 8枚 llllllll
4マナ 6枚 llllll
5マナ 2枚 ll
6マナ 1枚 l
7マナ 1枚 l
この様になります
枚数のグラフがカーブを描いているのでマナのカーブ→マナカーブというわけです
さて、ここまでがマナカーブの説明でした
- マナカーブの重要性
序盤において軽量カードの重要性は高く大型カードは持っていても使えないので腐っているということになります。
ただし、終盤でマナが増えた状態になるとカード1枚の価値が傾き軽量カードは複数枚使わないと大型カードを処理することができなくなるので、軽量のみを使い続けるとアドバンテージで負けてしまいます
マナのバランス調整はこのゲームの課題であり勝敗にとても大きく関与してきます
そこでデッキバランスの指標となるものがマナカーブであり、なだらかな美しいカーブを描くデッキが強いとされています。デッキ作成時はカードの効果だけではなくマナカーブも見ながら調整していくといいと思います
- マナカーブの種類
種類と言っても大したものではなくカーブの膨らみがどこにあるかというものです
- 序盤に膨らむ
- 中盤に膨らむ
- 終盤に膨らむ
- 膨らまない
- でこぼこ
1、序盤に膨らむ
いわゆるアグロ系フェイス系と呼ばれるデッキ群に多く見られます。1マナ2マナが特に濃く5マナ以降はほとんど入っていないため序盤の安定性で特に優れており、速攻型となります
2、中盤に膨らむ
ミッドレンジと呼ばれる型で4マナ、5マナ層が比較的厚くアグロには劣りますが少し早くテンポを獲得できます
また終盤相手の大型カードに対しても中型カードで損失を抑えつつ除去できたりするので序盤を乗り切ることができれば安定してきます
弱点としてアグロ系やパラディンなどの序盤でテンポをつかむデッキ
3、終盤に膨らむ
終盤に膨らむと言ってもそこまで大きく膨らむわけではなく他に比べて少し厚い程度です。
相手の動きを封じつつ自分のテンポにゆっくりと持ち込み相手のリソースが切れるまでひたすら耐久したりします
文だけ読むと一見アグロ系やフェイスに弱そうに見えますが、軽量スペルやAOE、挑発持ち、回復などが多く入っているため逆に強いです
4膨らまない
平坦な構築。引きに左右されることが多くあまり安定しません
闘技場のプリーストによく見られ、幅広い選択肢から相手の動きに合わせて動くことができます
5、でこぼこ
よく見るのが2マナで膨らみ、3や4マナで凹み、5マナでまた少し膨らむ様なカーブです
5マナが多い分3マナ4マナが減っているので序盤は安定しているように見えるかもしれませんが、中盤に弱く、終盤でもマナを余らせる事が多いです
マナカーブを見るとそのデッキがどの様なデッキなのかを多少なりとも理解できるため、デッキの回し方や使い方が自然とわかるようになります
- マナカーブなんてどうでもいい強いデッキの組み方を教えろ
言えることはとにかく2マナ帯を多く積めという事です
先行は2ターン目から後攻は1ターン目から動くことが理想であり2マナミニオンを出しテンポを取ることは非常に重要です
また5マナ以上を4枚より多く積むとデッキ全体が重くなったと実感すると思います5マナ以上は直接ダメージスペルを除き4枚以内に収めることが理想だったりします
どのカーブも2マナ帯が殆ど厚くそこから緩やかにカーブするか急なカーブを描くかの違いです
- 最後に
よくわからない事をたくさん書きましたが、言える事は一つ。綺麗なカーブを描くデッキはだいたい強いという事です。ハースストーンは丁寧にもマナカーブを表示する機能があるので、暇があれば自分のデッキのカーブを眺めてみては如何でしょうか。新たな発見があるかもしれません
それではまたノシ